西大阪治水事務所より「平成30年台風第21号接近時の水門・鉄扉の閉鎖状況動画」が公開されています。

近年、激甚な洪水氾濫や土砂災害を引き起こす気象災害が頻発しています。平成29年の気象庁気象研究所などの研究(※)で、「地球温暖化で猛烈な熱帯低気圧(台風)の頻度が日本の南海上で高まる」との予測が報告されているように、今後もこれまでの想定を超える気象災害が各地で生じる可能性があります。

※:平成29年10月26日気象庁気象研究所報道発表資料「地球温暖化で猛烈な熱帯低気圧(台風)の頻度が日本の南海上で高まる~ 多数の高解像度温暖化シミュレーションによる予測 ~」

おおさか気候変動適応センターのホームページでは、「気候変動×防災」の視点から防災の知識や行動を共有するために大阪府内の様々な防災情報をお届けいたします。

今回は西大阪治水事務所より公開されている「平成30年台風第21号接近時の水門・鉄扉の閉鎖状況動画」をご紹介いたします。高潮対策の説明も含めたわかりやすい動画ですので、是非ご覧ください。

 

なお、平成30年台風第21号では、大阪府内で死者8名、全壊28棟、半壊436棟、一部破損が約6.5万棟と多くの家屋の被害が発生(令和元年版 防災白書/内閣府)し、自然災害に事前から備える防災・減災の重要性が一層認識されました。

高潮対策の詳細については、大阪府西大阪治水事務所のホームページもご覧ください。 → http://www.pref.osaka.lg.jp/nishiosaka/emergency/high-tide.html