岬町立多奈川小学校の児童が「ちびっこ自然観察隊」として、気候変動のデータ収集に協力します!

ようやく秋の声が聞こえてきましたが、この夏も大変厳しい暑さが続きました。私たちの身の回りでは「これまでの季節感とは違ってきた」、「経験したことのない気象現象が発生するかも」と感じる機会が増えてきたのではないでしょうか。

この度、「おおさか気候変動適応センター」では、自然観察を通じて、気候変動の影響が身近ですでに起こっていることを体感してもらうプログラムを実施します。このプログラムは、環境省の委託事業を活用して、岬町及び日本ビオトープ管理士会近畿支部のご協力を得て実施するものです。

■1 日時
令和2年10月14日(水曜日)9時から10時30分

■2 場所
多奈川ビオトープ(大阪府泉南郡岬町多奈川地区 多目的公園内)

■3 プログラム
観察隊は、岬町立多奈川小学校の遠足の一環として、1~6年生14~15名と教員からなる2班で構成しています。

多奈川ビオトープの虫や植物を発見するビンゴゲームを実施します。
日本ビオトープ管理士会近畿支部の専門家が、虫や植物に関する小学生の疑問に答えます。
発見した虫や植物は、おおさか気候変動適応センターが気候変動の影響を分析するための基礎データとして活用します。

多奈川ビオトープ

関西国際空港二期事業土砂採取跡地に整備された多目的公園の一角に、約2.5haの「多奈川ビオトープ」があります。ここでは、かつてここに暮らしていた生き物たちを呼び戻そうと、生育・生息場所となる湿地や草地の創出や維持管理、もともとこの場所に生育していた樹木の植栽などの「自然再生」の取組が行われています。
多奈川ビオトープ