要配慮者利用施設の職員向け気候変動適応セミナーを開催しました！

令和5年9月15日（金曜日）に大阪府主催で「要配慮者利用施設の職員向け気候変動適応セミナー」を開催しました。（運営：おおさか気候変動適応センター）

はじめに、跡見学園女子大学教授の鍵屋一氏に「水災害から高齢者・障がい者等を守るために」として、東日本大震災や熊本地震の教訓をもとに要配慮者の避難行動支援についてご講演いただきました。

次に、特別養護老人ホーム平成の杜施設長の若林久美子氏に「台風19号による土砂災害から学んだこと」として、特別養護老人ホーム川越キングス・ガーデン施設長の渡邉圭吾氏に「台風19号による水害報告」として、ともに令和元年の台風19号による当時の避難対応について、職員の方々の行動や詳細な経過をご講演いただきました。

続いて、大阪府環境農林水産部脱炭素・エネルギー政策課の小穴倫久主査に「おおさか防災ネット及び防災情報メールについて」として、避難情報や気象情報等を地図上で表示するおおさか防災ネットと災害時の避難情報等を配信する防災情報メールについて活用方法をご講演いただきました。

最後に、おおさか気候変動適応センターの安松谷主任研究員から「おおさか気候変動適応センターからのお知らせ」として、気候変動の概要を講演しました。

セミナーに関する動画及び講演資料は以下のものをご覧ください。（鍵屋氏の講演については、動画及び講演資料の公開は行いません。）

１．水災害から高齢者、障がい者を守るために

跡見学園女子大学教授　鍵屋一氏

２．台風19号による土砂災害から学んだこと

特別養護老人ホーム平成の杜　施設長　若林久美子氏